9月より、映像作品や小説等の感想記録として始めた当ブログ(とツイッター)ですが、今年(2018年)取り扱った作品の中で、終わりまで感想を書いたものをまとめてみました。
特撮
「仮面ライダーカブト」(2006)
ツイッターで感想を書きつつも、ブログでは触らなかった平成ライダー第7弾。
センスあふれるビジュアルのキャラクターが画面狭しと躍動する一方、後半(ハイパーフォーム初変身辺り)から目に見えて人物描写や物語が迷走を始めた残念な作品。
前半と後半とで評価が両断される傾向がある作品ですが、前半の段階でどういうドラマを描きたいのかが見えなかったことを考えると、後半の低迷はなるべくしてなったという印象(;^_^A
個人的に一番気になった点は、後半から、天道総司について悪い意味で欲張りな展開が続出したところ。ひよりので一件で表面化した天道の弱さを描きたいのか、或いは強さを描きたいのかがハッキリせず、何を軸に天道総司に感情移入すればいいのか分からなくなり、一気に安っぽくなってしまったのが正直な感想です。
片や役者さんのスケジュールやゴタゴタがあったというのは有名な話で、前番組に関わるあれこれも含めると同情すべき点が多いのは確かです(;^_^A
「仮面ライダーエグゼイド」(2016-2017)
近年のライダー作品の中では話題に上ることが多いであろう平成ライダー第18弾。
矢継ぎ早に繰り出される要素の連続が視聴意欲を掻き立ててくれたのは事実ですが、ドラマが良くできていたかと聞かれると頷けない出来。
その場その場で浮かんでくるテーマらしきものに対しても、登場人物がそれを体現できているとは言えず、何を伝えたかったのかが今一つ不鮮明であり、言葉を選んで言えば、理屈抜きで楽しめる作品。
アニメ
「SSSS.GRIDMAN」(2018)
今年下半期最大のヒロインアニメでありフェチアニメ。
おっぱいが大きい方のヒロインも脚がドムみたいでむしろ興奮みたいなヒロイン(自分は後者派)もどっちも人気が出ましたが、この勢いに続けと、フィギュア等の関連商品も続々出るようでなによりです。
アニメ自体については何とも言えないというのが本音になります。腑に落ちない部分が自分の理解不足なのか、それとも本当にミスなのかすらわからないという状況ですが、アカネ以外は登場人物として成立しきれなかった印象が強いのは不満が残るところです。
来年もなるべく観てまとめていきたいと思いますが、youtubeの配信ペースに毎週ついていくのは結構きついので、今の配信が終わったらもっと楽にやりたいところです(;^_^A