第2カイ「ガオな野獣がごやっかい!」
☆ひなた×ニャトラン
可愛いもの好き故に、可愛いものを守る為に戦う決意を固めたガオキングもどき。
自分の体をおかしくしたことに怒りを表明していた辺り、「自分に自分の好きなものを傷つけさせたことが許せなかった」ということでしょうか。
そこで決意できるなら、前回敵の侵攻があったのを受けて即断して良かったと思うのですが、なんだかんだ臆病で逃げていたところに、現実を再度突き付けられて立ち上がったということでいいのか?
☆見たけりゃ見せてやるよ
と言わんばかりに合体した、野獣と化した戦隊。
うーん、最近の戦隊ロボはどれも購買意欲をそそりませんが、これも正直なあ。
これを買うなら、中古ショップとかヤフ〇クとかでオリジナルの大獣神やガオキングを買うでしょみたいな感じがどうしても抜けません。なんだろう、「ジオウ」に出てきたライダーアーマーみたいな感じ?
☆ヒーローは〇チガイ
誰もやったことがない何かを成功させると意気込み、他人に迷惑をかけ続けてきた主人公が、その意気込みをヒーロー活動に求め、前進するというのは面白かったです。
動機づけが他人の為という善意ではなく、あくまでも「自分の為」であり、自分の為なら周りの負担を顧みない非常識さに見られる、ある種のキ〇ガイっぷりが、周りが忌避するヒーロー活動を引き受ける原動力となるという感じで、捻くれつつも筋を感じました。
☆この世界の人達
なんかこう、おバカさんみたいですね。
まあ、戦って傷つくよりは、キノコと共生するくらいがいいんでないのというのはあるかもしれませんが、キノコをさして「KAWAII」と呼ぶのは確かにアレです。
あまりアホ全開に描かれるのもどうかとは思いますが、なんだかんだで善良キカイノイドも受け入れられてるみたいですし、アホな人たちがのんきに立ち回るユルイ構図を貫徹するという意図なら、こういうのもアリだと思います。