しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

えっ?そう?えェッッ?(ほんとにそう)聞えたあ?

15周年を記念して、アイドルマスター XENOGLOSSIA(ゼノグラシアと読む)がYoutubeで配信開始。

 

アイマス」のアニメ化なのにロボットを出して大暴れという、頭の気の毒な人が立てたとしか思えない企画は、その作品内容自体へのツッコミも含め、ネット上でも「ガオレンジャー」「ガンダムSEED朝日新聞と並ぶ某ちゆ12歳のお気にとして、良くも悪くも大活躍していました。

 

と言いつつ、私自身はちゃんと観ていなかったりします。この頃は他に追いかける作品がそこそこあったんで(言い訳)

その癖ちゃっかりシーエムズコーポレーションのコレクションフィギュアは買ってたんだよね。今の目でも悪くない出来だと思います。

 

というわけで第1話を観てみました。

のっけから「シリーズ構成 花田十輝と、怖い文字列が目を引きます。

ゼノグラ春可愛いなあ。主役らしい華があるデザインだと思います。リボンがええリボンが。園児におパンツ見られて赤くなってる所は中々良いです。小さいの頃のセクハラは買ってでもしよう。

 

大人しめの雪歩ちゃんを当て馬にして、春香の元気っ子で恥ずかしがり屋な人となりを描く、よくあるといえばよくあるけど、手堅い導入。

 

インベルマジ陰キャ。可愛い女子中学生を全方位から盗撮してデュフってるきっしょいロボット。自分で楽しむに飽き足らず、本人にまで犯罪の証拠を見せつける真正のストーカー気質もまたキモイ。こんな性格でリーゼントを生やしているというのも、勘違いした出歯亀の極致みたいで気持ち悪いっすね。小説版ジェットマンのアコの従弟みたいな印象。

 

 

第2話も観ました。第3話も観ると思います。

実際にロボットを操縦してようがいまいが、「芸能事務所」を装って女子中学生を騙すのは普通にアウトだと思うので、悪徳業者なのはストレートに間違ってないっす。

 

春香のロボット学校入学が決まりましたが、制服姿は可愛かったけどドラマはつまらなかったです。

変態ロボット相手に真剣になれる律子達に疑問を抱いてからの、入学決意までの流れは、そもそもの芸能界への憧れや可愛さへの興味の根っこが描かれていないだけに、歓喜して喜んだ芸能界への一歩とは違い、ロボットに乗って世界を救う為に頑張るという突飛な進路を選択した春香の心境が伝わってこないのは辛い所です。

本人曰く「よくわかんないけど、まあいいか」で、生足えちえちあずさ主任の言葉と変態ロボットのライト照らしで状況を受け入れてしまった様ですが、どちらも抽象的な言動に終始しており、春香の行動原理が不明なのもあって感情移入が難しいです。紛いなりにも望まぬ道の途中にあって、そんな道を主体的に進もうとする他者の姿に何かを感じ、夜の校舎に単身潜入まで試みた彼女が「まあいいか」という曖昧な結論で物事を決めてしまうという違和感を払拭するにも、春香の内面はもっと掘り下げておくべきだったと思います。

 

そもそもこう、「おっきい」とか「こわい」とかでがっかりするタマが、なんで盗撮映像を平気で本人に見せつけるんですかね。おっきいリーゼントは「おっきい」って言われて興奮する為に生やしてるんと違うんかえ。

 

変態ロボットとJKがどんな交流を積み上げていくのか、実に楽しみですね。春香の生脚の方が楽しみなんて本音は言わない。