しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

ロボット110番⑦

超合金欲しくなってくるな・・・。

 

第19話「稲妻キック受けてみろ」

元をただせばガンちゃん達のせいなのに、パパさんが元気を取り戻したことに気を良くして、庭の貸し賃をタダにするママさんマジ聖人。

パパさんの相手を体を張って務めた事も評価に加味されたのだろうけど、彼の心の快復にガンちゃん自身は殆ど寄与していない(ケイ君とママさんから重病疑惑を否定されたことがきっかけ)ので、儲けの割には活躍のインパクトに欠ける感じ。

 

第20話「百万円の大チャンス」

落とし主から1割(勤め先のお金1000万円の内)をせしめること当て込む中村家長女が中々キてる。「(取り返せなかったら)弁償しなきゃいけない」とか言ってる傍でやるんだから凄いよなあ。

落とすどころか、そもそも最初から持参していなかったという真相自体は何気に意外ではあったけど、ひたすら周りが振り回されただけであまり得るものが無かったというのはちょっと微妙なオチのつけ方。

 

第21話「宇宙へなんか行かないで」

宇宙センターの大杉教授、何を思ったか、ケイ君やパールちゃんが「ロボットとしての使命に燃えているから」という理由で、ロケットに帰りの燃料を積まなかったりと、かなりヤバイ。

「ロボットだから」「人間だから」とかじゃなくて、目的の為に行動する相手のスタンスから一方的に決死の覚悟を見出した上に、その気持ちにどっぷり甘えて前途を全く気遣おうとしないサイコ臭さ全開の立ち振る舞いが凄い。悪意とかじゃなくて、他者に対する無関心が極まったスタンスというか。

全体的に無理矢理感と唐突感が溢れてる(メカ音痴のガンちゃんが何故か再試験にパスしたり、大杉教授のサイコ要素が終盤後付け的に出てきたり)のですが、ガンちゃんの見せ方は結構好き。パールちゃん達と別れるのが嫌で宇宙センターで暴れたり、離別に耐えながら一人黙々と自転車を直したり、彼女達を救うべく大杉教授に抗議したりと、表情豊かで可愛げと哀愁があり、それ故に「ロボットだって生きているんだ!」という教授への怒りの言葉に迫力が伴うというものです。

 

第22話「ついにやったぞ大手柄」

電池の交換で中村姉弟がちゃんと役に立ってる(笑)

おめでとうのつもりでついバッテンパンチを見舞っちゃうチーフは、相も変わらず壊れています。祝いの席こそ綺麗な血しぶきで赤く飾ろうじゃないか的考えなのかも分かりませんが、やるなら自分の血でやってくれ。