しがない感想置き場

特撮番組とかアニメなどの感想を投稿します。

ひろがるスカイ!プリキュア 第5話

「劇光仮面」第3巻が早く読みたいです。

 

態々戦場に赤ちゃん(絶賛狙われ中)を連れていくなよ。

一人放置するのもどうかと思うけど、敵が大暴れする場所に連れてきて、案の定危険に晒されたりと、頭が痛くなりますね。

その点、「ましろを戦わせたくない」というソラの思いは一理あると思います。エルちゃんの面倒誰が見るねんって話ですからね。最も、誰一人としてその件については何も考えていなかったようですが。ヒーローってなんだろうね。

 

ソラも初っ端から怪物に追い詰められているのに、ましろの協力を拒否して「友達が傷つくのは嫌」と駄々をこねるのは流石にどうかと思います。ソラが倒れたらエルを庇うましろが死ぬ可能性もある上に、言い争いの結果エルちゃんも危険に晒していたりと、他者の提案や課せられた使命(ヒーロー二人で赤ちゃんを守る)を蹴っ飛ばしてエゴを通す「我侭」と言うよりは、自分の振る舞いや置かれた状況が、我儘そのものを否定しかねないという事を理解できないだけとしか思えません。鬱陶しい程の友情アピールも、あのレベルの交流模様だけならもっと積み重ねないと効果が出ないと思うし、ヒーロー活動に何故か目覚めてしまった厨二ちゃんが「折角出来た友達を傷つけたくない」という人並みの感情を前に苦悩するいたいけさというよりは、ヒーローとしての自覚も薄ければ、大切な友達の無事の為に何をすべきなのかを冷静に考えることも出来ない頭の弱さを露呈しただけという印象に落ちつきました。

ソラの孤独も、ヒーロー活動に専念し過ぎて友達を作れなかったという感じのものでしたが、「痛い人」として避けられていたのか、それとも人と交友する機会すら満足に設けられない程修行をしていたのかどちらかなのかもよくわからないので掘り下げとしても薄い気がします。後者だとしたら現在進行形で敵が存在する状況下で、現地の人間との交友を優先するというのも変だと思いますし。プリキュアの力を手に入れたとはいえ、その力の全容も分かっていない(今回初めて語られたばかり)のにね。

 

カバトンはなんだろう、粗暴なオラオラキャラがおでん屋に優しくしてもらっただけでお礼を言うってのも良く分からんのよね。奪ってなんぼのお兄ちゃんだったんじゃないのかと。前回のミニ豚変身も今回のドカ食い怪獣生成も、カバトンの能力がどういうもので何に由来するのかも分からないので、ギャグとしても展開としても面白くないと言うか。